アスベスト飛散防止のため法改正へ (2012年5月16日)
環境省は、被災地など解体現場におけるアスベスト(石綿)飛散防止のため、「大気汚染防止法」を改正する考えを示した。現場への立入り検査を強化し、アスベスト濃度の測定を業者に義務付けることなどを盛り込む。早ければ来年の通常国会に改正案が提出される見通し。
上場企業の企業年金積立不足を全額負債計上へ (2012年5月9日)
企業会計基準委員会(ASBJ)は、2014年3月期の連結決算から、上場企業の企業年金の積立不足全額を貸借対照表に一括計上する新会計基準を導入する方針を明らかにした。米国の会計基準や国際会計基準(2013年1月改訂予定)に合わせ、決算書の透明性を高めるのがねらい。
「就活失敗」による若者の自殺者 4年で2.5倍に (2012年5月8日)
就職活動が原因で自殺したとみられる10〜20歳代の若者は、2011年に150人(うち学生は52人)だったことが、警察庁の調査で明らかになった。2007年の自殺者数と比較すると2.5倍に増えており、その多くを男性が占めている。
確定拠出年金を拡充へ 政府検討 (2012年5月8日)
政府が、加入者の運用次第で給付額が変わる「確定拠出年金(日本版401k)」を拡充する方向で検討に入ったことがわかった。拠出可能上限額の引上げ、公務員や専業主婦を対象に加えることなどを検討する。約1,400兆円に上る家計の資産を運用させ、市場の活性化を図ることがねらい。
24時間対応巡回サービス介護 実施は1割 (2012年5月2日)
厚生労働省は、介護保険で今年4月から始まった24時間対応の「定期巡回・随時対応サービス」について、2012年度中に導入する市町村は全体の1割にとどまるとする集計結果を明らかにした。導入率が最も高かったのは大阪府(51%)で、東京都(32%)、神奈川県(30%)が続いている。