精神科への入院を原則1年以内に 厚労省方針 (2012年6月29日)
厚生労働省は、精神疾患(激しい症状)における医師の配置基準を「患者48人に1人」から一般病院並みの「患者16人に1人」に引き上げ、精神科への入院を「原則1年以内」とする方針を示した。また、精神保健福祉士などの専門職を置くことで患者の早期退院を促す。同省は、「来年度から取組みを始めたい」としている。
完全失業率が4.4%に改善 (2012年6月29日)
総務省が5月の完全失業率を発表し、4.4%(前月比0.2ポイント改善)と3カ月ぶりに改善したことがわかった。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率は0.81倍(同0.02ポイント増)だった。同省は雇用情勢について「持ち直しているものの、依然として厳しい状況にある」としている。
高速バスの夜間走行距離上限「400キロまで」に (2012年6月20日)
関越自動車道における高速ツアーバス事故を受けた国土交通省の有識者検討会が開かれ、同省は、夜間ツアーバスにおける1人当たりの運転上限距離について現行の「670キロ」から「400キロ」に縮める新基準案を示した。次回会合の検討を踏まえ、7月中旬までに新基準が適用されるとみられる。
パートへの厚年適用拡大 対象者25万人に縮小 (2012年6月16日)
「社会保障と税の一体改革」の与野党合意において、厚生年金適用拡大の対象者(パート社員)が、当初案の「月収7.8万円以上」から「月収8.8万円以上」に修正され、規模が縮小されたことがわかった。新規に加入対象となる人は当初案の45万人から25万人程度に減る見込み。
2015年10月から実施の予定。
65歳以上の人口が過去最高の2,975万人に (2012年6月15日)
政府が2012年版「高齢社会白書」をまとめ、65歳以上の人口(2011年10月1日時点)が過去最高の2,975万人となり、総人口に占める割合が23.3%に達したことがわかった。なお、1人暮らしの高齢者は2010年に過去最高の479万人(2005年度比93万人増)となり、高齢者人口に占める割合は男性11.1%、女性20.3%に上った。